Dream And Reality

骨肉腫で失った左足を取り戻すために

今日は大事な修了検定の日だ。
検定は朝一番から行われる。

いつもどおり自宅を出て、歩いて駅前にあるバス停へ向かったが、
あと少しでバス停にたどり着くというところで、
左膝に今まで感じたことがない強い痛みが襲った。

なんだこれは、痛すぎる。
左膝といっても、元々足首だったところだから、足首をひねったのかな。
昨日、調子に乗って歩きすぎたからか、ついさっき転びそうになったからか、
どっちか分からないけど、痛すぎてもう歩けない。
帰ろうかと思ったけど、ここから自宅に帰るのもバス停に行くのも同じような距離だから、
このままバス停まで行ってしまおう。

ロフストランド・クラッチに最大限頼って、
ふらふらしながらもやっとの思いでバス停に着いた。

ここまで来たらもう大丈夫だ。
あとは教習所の送迎バスを待つだけなんだけど。

あ、来た!
来たけど、小さくなってる・・・

いつもはマイクロバスなのに、なぜかこの日はワゴン車だった。

なんで、こんな日に限ってワゴン車なんだ!?
これじゃ乗り降りが大変だよ。
しかも、前の座席との間隔が狭く、左足が普通に置けない。
痛いのに・・・

不安を抱えながらも、教習所へ到着した。

さあ、いよいよ修了検定だ。

本日、検定を受けるのは私も含めて6人。
検定で走るコース案内のため、コースへ行ってみると、
さっき乗ったばかりのワゴン車の姿が・・・

ああ、コース案内もこのワゴン車なんだ。
しかも、さっきと同じ座席に座ることになるなんて、ある意味運がいいんだな。
またまた左足が置けないし・・・

ワゴン車に乗りながら、走行するコースの説明を受けて、
コース案内を終えてワゴン車から降りる時に、頭をぶつけてしまった。
実は、朝乗ってきたワゴン車でも同じく降りる時に頭をぶつけたばかりだった。

なんでこんなことが続くんだろう。
まさか、修了検定まで失敗に終わらなければいいけど。

不安を抱えながらも、修了検定が始まった。
2007.06.29 18:02 | 自動車学校 | トラックバック(-) | コメント(-) |
第一段階の学科・技能ともに順調に進んでいて、
学科は早いうちに終わらせてしまったので今は技能に集中している。

緊張しながら初めて教習所内のコースを走った時、
35キロ出す直線のところで速度を超えてしまったため、
「50キロ出したな」と助手席に座っていた先生に疑われてしまい
「スピード狂」だって言われた。

実際は40キロほど出しただけだったので、
スピード狂と言われてもその時はあまり気にしなかったけど、
何回か運転するうちに、確かに自分はスピード狂かも知れないと思うようになった。

無線教習の時は、私以外に教習車が1台しかいなくて、
しかもその車はコースの中央で方向変換の練習をしていたから、
私が走っていた無線教習用コースとぶつかることはなく、私一人で走り放題だった。

事前に無線教習用コースを暗記しておいたので、迷うことなく順調に進んでいたのだが、
上り坂で発進する際にハンドブレーキを戻そうとしたところ、
故障なのかどうやっても戻らなかったので、無線用のマイクに向かって
「すいません、ハンドブレーキが戻りません。」と助けを呼んだところ

何の応答もない・・・
どうやら、無線が切れているようだ。

その後、ハンドブレーキをいじっていたら無事に戻ったので走行を再開し、
スピード狂と言われた35キロ出す直線で、周りに人も車もいないし誰も見てなさそうだから、
ついつい調子に乗って50キロ出してしまった。

運転する前は、怖くて怖くてスピードなんか出せない、安全運転第一と思っていたが、
実際運転するとスピードを求めてしまう。
やっぱり、自分はスピード狂なんだということを改めて実感した。
でも、このせいもあってか運転に対しての自信が付いた。

次の時間は、みきわめだったけど、良好で判子を貰って無事合格。

あさっては、修了検定だ。
2007.06.27 18:05 | 自動車学校 | トラックバック(-) | コメント(-) |
またやって来たぞ、教習所に。
2週間も間を空けてしまったから、なんだか今日入校するような感じだ。
歩行も階段も中途半端だけど、早いうちに運転免許を取得したいし。

入り口を入って右手にある階段。

改めてこの階段を見たとき、段数が減っているかのように見えた。
もちろん段数が減るわけないけど、今の私にあの終わり無き階段は、もうなくなっていた。

って、そんなこと思っている場合じゃない。
早く2階に行かないと学科教習が始まっちゃう!

さっそく教わった上り方で試してみた。
一段飛ばしだから、すぐに階段を上り終えて2階に到着。

学科教習が終わった後は、いよいよ下りだ。
教わったとおりにやってみたけど、やはり手すりと杖が必要だった。
これがないと、左膝をうまく曲げられない。

もっと階段の上り下りを練習して、不自然さをなくしていこう。
そうすれば階段に対する迷いは、なくなっていくはずだから。
2007.06.07 22:07 | 自動車学校 | トラックバック(-) | コメント(-) |
坐骨支持が取れたローテーション装具のおかげで、
今まで以上に生活しやすくなるのかと思ったけど、そうではないみたいだ。

あの後、自宅に帰ってから気が付いたけど、椅子に座りにくくなった。
低い椅子なら何とか大丈夫だけど、高い椅子だと座面(座布団を置く所)と装具がぶつかっちゃって、てこみたいに左足が上がってしまう。
それを避けるため、装具がぶつからないようにお尻の部分だけで椅子に座っている状態だ。
だから背もたれと背中がすごく離れてしまうし、お尻に負担がかかるから椅子に座るのが苦痛になってしまった。

さらに、いつものように外を歩いてみて分かったけど、足への加重が痛い。
坐骨支持を取る前から、なるべく杖(ロフストランド・クラッチ)に頼らないように歩いてきたのに、坐骨支持を取ってからは杖に頼る割合が増えた。

初めて装具を着けたのが、去年の6月29日だから1年ほどで坐骨支持を取ったわけだけど、まだ早かったかな・・・なんて思ったり。

でも、何とか生活出来そうだから、大丈夫だろう。
明日は教習所だ。
2007.06.06 20:40 | 装具・リハビリ | トラックバック(-) | コメント(-) |
坐骨支持が取れた装具って、どういう風になるんだろう。
入所している時に見せてもらったから、なんとなく想像出来るけど、もうずいぶん前のことだからな。
出来上がるのに2、3時間かかるって言ってたから待ち遠しい。

まだかな。もうそろそろかな。
待つこと2時間ほど経過した時、坐骨支持が取れた装具を持って義肢装具士さんがやって来た。

あ、これがそうなんだ!?
もう見慣れているだけに、いまさら驚くのも変だけど、ちょっとスマートになったし見た目もよくなった。
でも、思っていたより取れた部分が少ない。
義肢装具士さんが言うには、最初から大きく取ると一気に足に負担(加重)がかかるからとのこと。

よし、さっそく着けてみるぞ。
坐骨支持の時と違って、お尻のところが装具で覆われることがなく、
坐骨の部分を気にしなくていいから、着けるのがちょっと楽になった。

更に嬉しいのが靴を履きやすくなったことだ。
実は今履いている靴は、靴べらを使わないと履けなかったのだが、
坐骨支持を取った今では、靴べらなしに履ける。
これで家から外出する際の煩わしさが減った。

さて、歩いてみるか。
左足にどのくらい負担がかかるのか分からないけど、これが出来ないと意味がないから。
でも、歩くのもためらってしまうほど痛かったらどうしよう・・・

いや、大丈夫だ。
この日が来てもいいように、今まで歩き続けて来たんだから。
いつもどおりに行くぞ!
2007.06.05 23:20 | 装具・リハビリ | トラックバック(-) | コメント(-) |
普通に階段が上り下り出来ればいい。
ただそれだけに、こだわりすぎていたのかも知れない。
もしかしたら、痛くて歩くことすらままならないかも知れないのに。

でも、もう迷っている暇はない。
今、私の目の前にあるのは、義肢装具製作所。

ついに坐骨支持を取る日がやって来たのだ。
2007.06.05 21:39 | 装具・リハビリ | トラックバック(-) | コメント(-) |
教習所にもバリアフリーを考えてエレベーターがほしかったけど、
自分の足で階段を上り下りすることが出来るだけでも、ありがたいのだろう。

そう思いつつも、あれ以来、教習所へ行っていない。
もう1週間も経ってしまい、後悔している。
自分が情けない。

そろそろ教習所へ行きたいけど、その前に坐骨支持を取ることにした。
坐骨支持を取れば、片足ずつ階段を上り下り出来るようになるはずだから。

予約を取って、坐骨支持を取る日は6月5日に決まった。
うまく歩けるかどうかも分からないけど、やるしかない。
2007.06.01 17:02 | 装具・リハビリ | トラックバック(-) | コメント(-) |