Dream And Reality

骨肉腫で失った左足を取り戻すために

もうすぐで、装具が履ける。
両足で歩くことが出来るようになるんだ。

そう思いながらリハビリをしていた時、
義肢装具士が持ってきたのは、
世界にひとつしかない自分専用の装具だった。

これが、ローテーション用の装具なのか。
凄い創りだ。
他のとは形が違うし、見たこともない。
想像を超えている。

・・・
いや、見とれている場合じゃないぞ。
一刻も早く装着しなければ!

そして、ついに装着する時が来た。

緊張しながらも左足を装具にはめ、
不安と期待が入り乱れる今この瞬間、
私は失ってしまった左足を手に入れた。

これが私の左足・・・
なんだかロボットのような足だ・・・
しかも重い。

でも、これでまた、
あの頃のように歩くことが出来るのかも知れない。
走ることや、階段の上り下りも・・・

いっぺんに全部じゃなくていいか。
まずは平行棒を使って、ゆっくり歩くことから始めよう。

私は一歩一歩、歩き始めた。
忘れてしまったこの感じを、やっと取り戻せた気がした。

※ローテーションの場合、義足ではなく装具と言うそうです。
 もし、間違っていたらごめんなさい。
(6月30日訂正)
2006.06.29 12:49 | 装具・リハビリ | トラックバック(-) | コメント(-) |
行き交う多くの人々。
思わず見上げる高層ビル。
今にも接触しそうなせまい路地。
そう、ここは日本の首都東京。

今日、私は東京にある、とある施設に入所しました。
ここは、テレビでも紹介されるほど有名な
義肢装具の製作・装着・リハビリの総合的施設です。

ついに、ここまで来たのか。
骨肉腫にさえならなければ、
一生訪れることはなかったかも知れないこの場所に。

果たして、私は歩けるようになるのだろうか?
元の生活を取り戻すことが出来るのだろうか?

いよいよ明日は、初めての装具装着です。

窓から見える夜景
↑窓から見える夜景
2006.06.28 19:59 | 装具・リハビリ | トラックバック(-) | コメント(-) |
ふと気付くと、今月はもう27日だった。
手術したあの日から、ちょうど3ヶ月経つ。

本当に早かった。
本当にたくさんのことがあった。

思い出せば思い出すほどよみがえる
あの日のことが・・・
2006.06.27 14:29 | あの日から・・・ | トラックバック(-) | コメント(-) |
入院中によく使っていた携帯電話。
よく使っていたぶん、何回も落っことした。

さすがに、耐え切れなかったのか故障が目立つようになり、
今日、新しい携帯に買い換えましたv(o ̄∇ ̄o)v

最新の902iSシリーズがCMで流れるなか、
約3年間使っていた愛用のP504iS(ムーバ)から
P902i(フォーマ)へのグレードアップ

しかし、機能が多すぎて使い方がさっぱりヽ( ̄д ̄;)ノ
説明書も分厚くて読む気が出ない・・・
使いこなすには時間が必要かも。
2006.06.25 19:22 | ブログ | トラックバック(-) | コメント(-) |
骨肉腫の治療をひとまず終えて、退院してから1日が経った。

左膝に痛みを感じ始めたのは、去年の8月末〜9月初め頃。
病院を転々として12月初めに入院してからもう半年ほど経つ。
その間に、化学療法、手術、リハビリ...
嬉しいこと、悲しいこと、一言では言い尽くせないことがたくさんあった。
左足の形が以前とは変わってしまったことが、一番大きいことかも知れない。
私の左足は回転形成術(ローテーション プラスティ)です。
もう元の形に戻ることはない。
この先、一生をこの足で生きていく。

多くの人にお世話になったことも絶対に忘れられない。
医師、看護師、ヘルパーさん、
リハビリの理学療法士・作業療法士の先生方には
大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
私は、なかなか心を開かないし、人見知りはするし、
多くを語らない(3人の看護師さんに言われた)
性格だから迷惑をかけたはずです・・・
自分でもこの3つは当てはまっていると思います。
実際、言われた時は心にグサッと来ました。

長くて短かった入院生活は終わったわけですが、
手術も化学療法も終わった今なら、
もう少し病院に居てリハビリに励んでいても良かったかな、
と思う今日この頃です。
自宅だと電動ベッドはないし、車椅子もないので、
甘えていられないのが現状です。

健常な左足を失った私ですが、
この入院生活で多くの大切なものを得たと思います。
失ったものより遥かに。
2006.06.23 23:42 | 病院・病気 | トラックバック(-) | コメント(-) |